この記事では、バレーボール6人制のルールについて解説していきます。
前回は、6人制と9人制の違いについて解説しましたが、ベットの対象になる各国内リーグ、国際大会は6人制なので、そのルールについて見ていきましょう。
目次
試合進行に関するルール
試合の流れ
試合は3セットまたは5セットで行われます。
3セットの場合は2セット、5セットの場合は3セットを先取すれば勝利となります。
1セットは2点差をつけて、25ポイントを先取すればそのセットをとることができます。
24-24でポイントが並んだ場合はジュース(*)となり、その後2点差がつくまで続行します。
【*ジュース】
ルール上の区切りとなる得点よりも1点少ない得点以上の得点で同点となった状態を指す。デュースと呼ばれることもあります。
サーブ権
サーブ側のチームがポイントを入れた場合、引き続きサーブを打ちます。レシーブ側のチームがポイントを入れた場合、サーブ権の移動となります。
タイムアウト
1セットの内、1チーム2回までタイムアウトをとることが可能。
1回のタイムアウトは30秒で監督が選手に戦略やアドバイスなどを伝えることができます。
6人制で5セットマッチの場合、どちらかのチームが8点、16点に達したとき20秒のタイムアウトが取られます
チームが使うタイムアウト数にはカウントされません。
ボールアウト
ボールがネットについているアンテナに触れたり、外側を通るとボールアウトとなります。また、ボールがサイドラインやエンドラインを超えるとボールアウトとなりますが、ボールラインに触れたボールはインボールとなります。
メンバーチェンジ
1チームは1セットにつき6回(6人分)のメンバーチェンジが可能。
メンバーチェンジの際は、試合が停止している時に、監督またはキャプテンがメンバーチェンジすることを主審または副審に告げ行います。
スターティングメンバーは一度、ベンチに退いた後、もう一度コートに復帰できますが、一度交代した選手がベンチに退いたら、そのセット中はコートに戻ることはできません。
リベロの交代は何度でもできる。出入りが激しいため、わかりやすいようにチームとは別の色のユニフォームを着ます。
ローテーション
チームがサーブ権を得た際に、ポジションを時計回りに1つずつ移動します。
その際に、バックライトに移動してきたプレーヤーがサーブを打つことになります。サーバーがサーブを打った後は、各プレーヤーは自由に動けます。
ラリーポイント制
以前は「サイドアウト制」、サーブ権を持っているチームが決めた時のみ得点が入る、各セット15点制の5セットマッチでした。
現在は「ラリーポイント制」に変更となり、サーブ権に関係なく得点が入る5セットマッチで行われ、3セットを先取したチームが勝利します。
各セット25点を先取したチームがそのセットを得ます。
ただし、5セットになった場合は、15点を先取したチームが勝ちとなります。
反則行為
反則にはさまざまな行為がありますが、全てにおいて共通することは、反則行為をした時点で相手チームに得点が入ることです。
ダブルコンタクト
1人の選手が連続でボールに触る行為。ドリブルともいいます。
この行為があった場合、審判が手でピースをします。
キャッチボール
ホールディングとも呼ばれており、ボールの動きを止める行為です。
タッチネット
プレー中にアンテナやネットに触れる行為。
この際、審判はネットに手で触った後、その手で反則をした選手を指します。
フォアヒット
ボールを相手に3回で返せなかったときの反則。
通常、3回以内にボールを相手に返さなければいけません。
つまり、チーム内でボールに4回触ると反則になります。
審判は、手の指を4本にして合図を出します。
パッシングセンターライン
足がコートの中央の線をはみ出したときに取られる反則。
中央の線に足が触れていればセーフですが、その時も審判が「相手の選手を妨害した」と判断した場合はアウトです。
マーカー外通過
ボールがネットの両脇に立つアンテナの外を通り、相手コートにボールが落ちたときに取られる反則。
審判がアンテナを指で指したら反則の合図です。
バックプレーヤーの反則
バックプレーヤーがスパイクを打つとき、アタックラインを超えてはいけません。
リベロの反則
リベロはボールを拾うのが仕事であり、サーブやスパイクを打つことはできません。ただし、レシーブで相手にボールを返すのはセーフです。
フロントゾーン内でトスをあげることも禁止されています。
サーブの反則
サーブを打つ選手は、コートの1番後ろの線(エンドライン)を踏み越えてはいけません。ただし、打った後にコートの中に着地するのはセーフです。
また、サーブには時間制限があり、審判が合図してから8秒以内に行わなければ反則を取られます。
イエローカードの判定
バレーボールには、サッカーと同様、イエローカードがあります。
このイエローカードは、相手を挑発したり、わざと試合を怒らせたり、判定に抗議をした場合などに出されます。
ただし、1度目の違反ではイエローカードは出ません。
1度目の違反は、キャプテンを通して口頭で注意を受け、2度目の違反から警告です。
2度目の違反は対象者にイエローカードが出されます。
レッドカードの判定
イエローカードのほかに、レッドカードもあります。
レッドカードが出るのは3度目の注意を受けた時。
つまり、2度目の注意で警告を受け、さらに3度目の注意を受けた時です。
しかし、バレーボールの場合、退場にはならず相手に1点が入るうえにサーブ権も移動します。
ただし、場合によっては退場もあり得ます。
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監修者

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