「もうやることは何も残っていない。ゲームが変わった。
新しいメンバーが登場する時が来た。ちょうどいいタイミング。」
また1人、プロレス界を去るレスラーが・・・。
そのレスラーとは、米プロレスWWEの歴史を築き上た人気選手、ジ・アンダーテイカー選手。
約30年間WWEで活躍し、脚光を浴びていた彼の引退表明にメディアは勿論、多くのファンが驚きを隠せていないのではないでしょうか。
今回はそんな彼のプロフィールやこれまでの壮絶な戦いについてお伝えします。
プロレスファンの方はこの記事を読んで思い出に浸ってみてはいかがでしょうか?
ジ・アンダーテイカーとは
ジ・アンダーテイカー選手
出典:wikipedia
ジ・アンダーテイカー:The Undertaker
本名:マーク・ウィリアム・キャラウェイ(Mark William Calaway)
誕生日:1965年3月24日
出身地:アメリカ合衆国 テキサス州ヒューストン
1984年にプロレスデビュー。1990年にはWWF(WWEに改変する前の名称)と契約。
キャラクター上の設定で出身地をアメリカにある世界最高気温56.7°Cを記録した「死の谷」とし、「葬儀屋」を意味する「undertaker」をリングネームとして活動。
「undertaker」の他にも「暗黒の魔王」「デッドマン」など数多くのの異名を持っており、入場の際には棺の中から出てきたり、歩かずにバイクに乗って入場するという誰しもが発想しないことをする他、相手を挑発したり倒した時に白目をしながら舌を出すなど、あまりの怖さから対戦相手が思わず怯んでしまう程特徴的なパフォーマンスでファンを魅了しています。
出典:WWE公式youtube
この顔が夢に出て来たら、うなされること間違いなしですね・・・。
ですが、ただ強いだけではなく、怠慢な試合を続けるレスラーをロッカールームで叱り飛ばしたりと筋を重んじる人間性がある他、若手レスラーたちのよき理解者にもなっており、レスラーに対する理不尽な扱いがあると怒りをあらわにするなど、人情味溢れる面もあることで、レスラーと上層部の双方から厚い信頼を得ています。
そんな彼がデビューしてから36年。
これまでにどんな死闘を繰り広げてきたのか、詳細にお伝えします。
これまでの獲得タイトルと恐るべき戦歴
アンダーテイカーはこれまでにWWFとWWE、そしてUSWAで様々なタイトルを何度も獲得しています。
【タイトル獲得】
【WWF / WWE】
WWF王座/WWE統一王座 : 4回
世界ヘビー級王座 : 3回
WWFタッグ王座 : 6回
WCWタッグ王座 : 1回
ハードコア王座 : 1回
ロイヤルランブル優勝(2007年)
RAW 10th Anniversary Entrance部門 受賞
【USWA】
USWA統一世界ヘビー級王座 : 1回
USWAテキサス・ヘビー級王座 : 1回
更に、年間で1番最大の祭典となるWWEレッスルマニアでは25勝2敗という驚異的な記録を持つなど、長年WWEのスーパースターとして君臨しているアンダーテイカーは「伝説のレスラー」として名を轟かせていますが、戦い方も最恐クラスです。
棺桶マッチ
アンダーテイカーは「棺桶マッチ」という相手を棺桶に入れた方が勝ちという試合形式を得意としており、破れたレスラーは最後にアンダーテイカーによって棺桶に叩き込まれてしまいます。
棺桶に入れた後、お決まりの白目をしながら舌を出す姿に他の対戦相手は立ちすくんでしまいます。
この棺桶マッチはのちに彼の代名詞ともなりました!
生き埋め戦
1996年のマンカインド選手との一戦で行われた史上初の生き埋め戦(墓場の穴に相手を投げ入れ、土をかけて生き埋めにしたら勝ち)でもテイカーが勝利しますが、直後にジ・エクスキューショナー選手に襲われ、生き埋めにされますがその直後、テイカーが生き埋めにされた場所に雷が落ち、土の中からテイカーの手が現れるというホラー映画さながらのシーンには会場のボルテージは超マックスに!
ヘル・イン・ア・セル戦
1998年の「キング・オブ・ザ・リング」で行われたヘル・イン・ア・セル戦(リングの上も五面金網で囲む)では何とリング上ではなく、リングの天井で戦うという予想外の戦い方をする他、リングの天井から床に選手を叩き落すという前代未聞のデスマッチを繰り広げました。
これぞまさしく葬儀屋!
この他にも思わず手で顔を覆ってしまいそうな程凄まじい試合を行い、見るもの全てを魅了しました。
今年4月に開催されたレッスルマニア36大会で、AJスタイルズと対戦。
墓地に生き埋めにし、勝利を飾ったのが現役レスラーとして最後の試合でした。
遂にリングを去る時が
そんな彼も遂にこの時が・・・。
アンダーテイカーは自らのドキュメンタリー動画で引退を表明。
「もしWWEのビンス・マクマホン会長がピンチに陥ったら戻ってくるか?」という問いに対し、
「緊急の場合は(封印の)ガラスを割ってアンダーテイカーを引き出すことを検討するだろうが、
決して言わないでくれ。
私の人生とキャリアは今の時点でリングに戻ることを望んでいない。」
とコメント。
リングに立つ姿を見ることが出来ないのは寂しいですが、プロレス界では今後も「墓堀人」として名を残し続けると多います。
アンダーテイカー、お疲れ様でした!
監修者

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