この記事の概要
ポーカーというと、まだまだ日本人プレイヤーにとって馴染みがないものの、一大ブームが来ており今すぐに覚えたい方も多いはずです。
ただ、ポーカーの専門用語は、英語が使われていて見ただけで意味がわかるものはほとんどありません。
そのため、今からポーカーを覚えたい初心者の方にポーカーの用語を徹底解説します。
本記事では、初心者の方にもわかりやすいように、利用すべきタイミングやシチュエーションを交えて解説するので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
目次
初心者が覚えておくべきポーカーの用語

初心者が覚えておくべきポーカーの用語は次のとおりです。
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ベット
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コール
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リレイズ
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フォールド
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チェック
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3ベット
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キャップ
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チェックビハインド
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ドロー
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ディーラー
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オッズ
このようにさまざまなポーカー用語があり、初心者にとって覚えるのに苦労します。
しかし、使う場面とシチュエーションの想定さえできれば、簡単に覚えられるのでそれぞれ解説します。
前提条件は、昨今話題になっているテキサスホールデムです。
ベット
ベットは一番初めに賭け金を場に出すときに利用する言葉です。
テキサスホールデムにおいて、プリフロップ(カードが3枚開く前)ではビックブラインド(BB)とスモールブラインド(SB)がそれぞれ強制ベットをしているため、カードが3枚開くフロップ以降にのみ使います。
BBとSBとは、ディーラーボタン(BTN)という目印から、時計回りに一人目がSB、二人目がBBとなります。
この両者はルールで定められた強制ベットを行い、BBはアンティ(ゲーム参加料)全員分を支払うのが通常のライブゲームです。
ただ、オンラインポーカーの場合、アンティは毎回のゲーム毎に全員から徴収されます。
この違いによって、戦略に違いが出てくるため注意して下さい。
コール
コールはベットやレイズに対して宣言する用語です。
たとえば、前のプレイヤーがフロップで10ドルのベットを行った場合、レイズもしくはベットされた金額で勝負に乗るときには「コール」、より大きな金額を賭けるときには「レイズ」、勝負から降りる場合には「フォールド」と宣言します。
コールは相手のベット・レイズ金額に対してのみ利用できるアクションなので、一般的に消極的なアクションといわれます。
もちろん、レイズやベットが全て正しい選択とはいえませんが、テキサスホールデムポーカーにおいてコールで止めてしまうと対戦相手を降せないため、使い所に注意が必要です。
また、プリフロップにおいてもコールを宣言可能です。
この場合は、BBの強制ベット額と同額を支払うことを意味します。
レイズ
レイズはベットと同様に攻撃的なアクションを指すポーカー用語です。
レイズがベットと同様に攻撃的なアクションである理由は、相手にフォールドの選択肢を与えるからです。
たとえば、相手の10ドルをベットすることに対して、こちらから40ドルのレイズを返したとします。それに見合う手札や役を持っている、もしくはこちら側のブラフを読み切れていないと、コールやレイズを選択できません。
ブラフとは、嘘やはったりといった意味のあるポーカー用語です。
レイズには決まりがあり、ベット・レイズされた金額の2倍以上の金額を上乗せしなかければいけません。
単純に2倍のレイズの場合ミニマムレイズといい、その他は通常のレイズという用語を使います。
基本的な使い方としては、こちらの手役に自信があって勝負できるときに利用します。
フォールド
フォールドは、勝負を降りることを意味するポーカー用語です。
フォールドのアクションを行うときは、主に次のパターンがあります。
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プリフロップで配られた手札が弱いとき
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相手からのレイズやベットに対してあきらめるとき
諦めるといわれると、ギャンブルではないと思われがちです。
しかし、昨今のテキサスホールデムポーカーでは研究が進んできており、フォールドすべきシチュエーションや手札があります。
それに加えて、ポーカーは我慢のゲームといわれているので、初心者の方は想像以上にフォールドしなければならないと考えておきましょう。
相手からのベットやレイズは、手役が強い場合が多く余程の自信がない限りは、フォールドして損失を膨らませないことが重要です。
チェック
チェックは、賭け金を増やさずに手番をパスするときに使うテキサスホールデムポーカーの用語です。
手番をパスするときは、次のようなシチュエーションを指します。
- フロップ以降ベットやレイズしないとき
- フロップ以降相手のベットやレイズにコールし、その後相手がチェックで回したとき
チェックは手番をパスして相手にアクションを委ねることで、全員がチェックで終わると、そのベッティングラウンドが終了し、次のラウンドに移ります。
ベッティングラウンドとは、プレイヤーが賭け金を出して勝負する回のことで、テキサスホールデムポーカーでは計4回のラウンドがあります。
また、SBとBBが強制ベットを行うプリフロップでは、他のプレイヤーがコールをしBBまでレイズなく手番が回ってきたときにBBがオプションとしてコールを選択できるようになります。
チェックビハインド
チェックビハインドとは、最後にアクションするプレイヤーがチェックで手番を回し、次のカードが開かれることを指した用語です。
別名としてチェックアラウンドという用語もあり、使い方は一緒です。
このチェックビハインドは、場に出されているカードとプレイヤー同士の手札が噛み合っていないときに起こる現象で、ブラフでベットもできないときに良く起こります。
たとえば、プリフロップの段階で賭け金を大きく上げたにもかかわらず、場に出るカードが2や3、5といった数字が低い場合、対戦しているプレイヤーはお互いにチェックで手番を回しあうことが多いです。
3ベット
3ベットはプリフロップにおいて、相手のレイズに対して、さらにレイズを返すことを指したポーカー用語です。
他の用語として、リレイズという言葉もありどちらを使っても構いません。
ただし、オンラインゲームではなくライブゲームの場合には、レイズと発生するのが通常なので注意しましょう。
3ベット以降は、4ベット・5ベットといわれ、通常4ベットとなるとオールインになることが多いです。
オールインとは、自分が持っているチップを全て賭けることで、相手が勝負に乗れば自動的に最後のカードまでが開かれ勝敗が決します。
プリフロップで賭け金を上げることは、自分の手札に強いカードが入っている場合に限って行うと良いでしょう。
もちろん、ブラフで賭け金を上げられますが、中級者から上級者以上のテクニックとなります。
キャップ
キャップは、1つのベッティングラウンドで賭けられる上限金額を指した用語です。
通常、キャップされたテキサスホールデムのゲームには次の2通りがあります。
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ポットリミット:場に出されている金額がベットできる上限金額になるゲーム
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リミット:ベッティングラウンド毎にベットできる金額が決まっているゲーム
たとえば、テキサスホールデムポーカーのポットリミットゲームで、フロップにおいてBBが2ドル、SBが1ドルの強制ベットを行っていた場合、場には3ドルがあるため、ベットする金額は3ドルが上限となります。
その後のレイズには特に制限がありません。
一方リミットゲームは、レイズできる回数が3回までというように制限がなされている場合も多いです。
ドロー
ドローとは、あと1枚のカードが場に出れば強い役が完成する場合に使われる用語です。
たとえば、手札に2枚のダイヤのカードがあり、最初に開かれた3枚のカードに2枚のダイヤが含まれていた場合、あと1枚でフラッシュが完成するので、フラッシュドローと呼ばれます。
その他にもドローにはさまざまな種類があります。
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オープンエンドストレートドロー:2、3、4、5と揃っておりAか6が出ればストレート完成
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ガットショットストレートドロー:2、4、5、6と揃っており3が出ればストレート完成
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オープンエンドストレートフラッシュドロー:オープンエンドストレートドローとフラッシュドローの組み合わせ
このように組み合わせによって、ドローの名称が変わってくることに注意しましょう。
ディーラー
ディーラーとは、カードを配ったり、チップの枚数が合っているかを確認したりなど、ゲーム進行にかかわる全てのことを行う人を指す用語です。
通常、テキサスホールデムが行われるテーブルの真ん中の席に座っています。
ディーラーには、次のようなさまざまな役割があります。
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賭け金が正確かどうかを数える
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カードを配る
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場にカードを出す
その他にも、ゲームを円滑に進行するために必要なことが業務内容です。
ゲーム進行において、ディーラーからの指示は絶対ですが、オンラインポーカーではシステムが全て処理してくれるので気遣いは必要ありません。
そのため、初心者の方はディーラーへ気遣いまでするライブゲームよりも、オンラインポーカーでプレイに集中する方が良いでしょう。
オッズ
テキサスホールデムポーカーにおけるオッズとは、配当の割合を指している用語です。
主に賭け金と役の出る確率を掛け合わせて、適正な賭け金を導き出すために利用されます。
仮にフラッシュが出れば確実に勝てるとしたときに、オッズの計算をすると次のようになります。
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フロップ時点でフラッシュドローの場合、フラッシュになる確率はおよそ35%
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プレイヤーは自分を合わせて2名
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場に出されている賭け金は10ドル
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相手プレイヤーが20ドルのベットを行った
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必要勝率は40%だからオッズに合っていないのでフォールドする
初心者の方にとって必要勝率を導き出すことは難しいですが、確率は収束するのでオッズに合った適正な賭けを行っていると徐々にポーカーの勝率も上がってきます。
そのため、脱初心者したい場合には、オッズを覚え実践でも使えるようにしましょう。
用語を覚える場合はデモプレイで練習してから本番にのぞむ

これらの用語を全て覚えるためには、デモプレイをしてから本番にのぞむのがベストです。
なぜなら、用語を覚えても使えなければテキサスホールデムポーカーの勝率は上がらないからです。
たとえば、今回紹介したオッズの概念は実践の中で使おうと考えても、素早く計算ができなければ、逆に焦ってしまい勝率が落ちてしまいます。
もちろん、すぐに全ての用語を実践レベルで使えるようにはなりませんが、実際のプレイで練習しなければ何も始まりません。
そのため、次に紹介するテクニックを使って、まずは練習するところからスタートして下さい。
初心者はまず用語を覚えて使ってみることから始めよう

初心者が実践で覚えたことを使っていくためには、用語を覚えて実際に使うことが重要です。
そのためには、デモプレイもおすすめなのですが、Betrnkでカジノホールデムのビデオゲームで遊ぶことをおすすめします。
というのも次の理由があるからです。
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ビデオゲームなら遅れても進行に制限がない
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もし、あなたが本気でテキサスホールデムポーカーを覚えるなら、まずはBetrnkでカジノホールデムをプレイするのがベストです。
監修者

オンラインカジノ「Betrnk」を世界に発信・拡大していくスペシャルチーム。
Betrnkニュースでは、Betrnkにとどまらず、世界中のオンラインカジノ・ランドカジノを取り巻くあらゆる情勢を調査・分析している。
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