拳と拳で闘い合う“ボクシング”
皆さんはボクシングについて、どのくらい知識をお持ちでしょうか?
全く知らない人や仙人レベルで知っている方、様々だと思います。
今回はこのボクシングについてご説明します。
この記事を読めば試合をより一層楽しめること間違い無しです!
ボクシングとは?
最初にボクシングについて簡単にご説明します。
ボクシングとは、ロープで囲まれた四角形のリングの中相手にダメージを与えることを目的に、拳を使って戦う競技です。
大きな特徴としてボクシングでは“プロボクシング”と“アマチュアボクシング”大きく2つに分けられ更に体重によって細かく分類された階級が存在します。
プロボクシングは全17階級、アマチュアボクシングは全12階級に分けられており、 フェアな試合を行うため、体重によるハンデを最大限になくし、対戦できるようにこの規定が設けられています。
観客を意識した戦いが求められるプロボクシングの世界では、
・グローブ
・マウスピース
(衝撃から歯及びその周囲を守る装着物)
・ファウルカップ
(急所部分を守る装着物)
・グローブ
・マウスピース
(衝撃から歯及びその周囲を守る装着物)
・ファウルカップ
(急所部分を守る装着物)
これらを装着するのに対し、アマチュアボクシングはこれにプラスして安全の為、ボクサーに顔面と頭部を覆うヘッドギアの装着(画像参照)が義務付けられていることが多いです。
そんな危険と隣合わせの競技をしている有名選手としては
・井岡一翔選手
・井上尚弥選手
・マニー・パッキャオ選手
・フロイド・メイウェザー・ジュニア選手
etc…
皆さん1度は聞いたことのあるであろう選手が活躍し、ボクシング業界を賑わせています。
そんな選手達ですが、1人1人属している階級があり、選手の体重によって階級が異なります。
階級は全部で17つあり、それぞれ規定の体重があります。
例えば現在、10のスーパーライト級に属している選手が次のウェルター級になるには63Kgから66Kgと体重を3Kg増やす必要があります。
試合前日によくテレビなどで放送されている体重測定ですが、これはその階級が定める体重になっているかを確かめる為にあります。
そして体重計測は、必ず人前で計測されます。
人前で体重を晒されるのは一般の方や女性からすると良いものではないと思いますが、選手にとっては至って普通のことで、1つの儀式のようなものです。
規定の体重に達していればその階級の試合に出場することができ、オーバーした場合は、2時間以内に規定体重まで落とせばクリアとなります。その際、測定は何度でも可能です。
王者の場合は規定が更に厳しく、前日計量がクリアできないとタイトル剥奪となります。
ここで少し話が逸れるのですが、皆さんは“パウンド・フォー・パウンド”というのをご存知でしょうか?
階級を問わず、テクニックやスピード、パワー戦略などの選手ひとりひとりの能力を比較た場合に、誰が1番最強かを示したランキングのことを指し、「PFP」もしくは「P4P」とも呼ばれています。
このパウンド・フォー・パウンドは、1922年アメリカで創刊されたボクシング専門誌、『リング誌(リング・マガジン)』が始めたシステムで現在ではボクシングのみならず、キックボクシングや総合格闘技でも採用されています。
このランキングの基準としては、
・試合結果
・試合パフォーマンス
・どのうような相手と戦ってきたか
などを元に選定されております。
これまでに様々な猛者がランクインしていますが、現在ランクインしている選手は
1位カネロ・アルバレス選手
2位ワシル・ロマチェンコ選手
3位井上尚弥選手
(以下省略)
となっています。
ちなみに、歴代のランキングの1位には我らがメイウェザーがランクインしています。
メイウェザーについてはこちら!
ボクシングのルール
ボクシングがどのような競技か分かったところでボクシングのルールについて詳しくご説明します。
まず大前提として、使っていいのは自分の拳のみ。
その為頭突きや相手を蹴ることはもちろん、レスリングや柔道のように相手を投げ飛ばしたりすることも禁止となっています。
出典:wikipedia
試合形式
-
- 世界タイトルマッチの場合
1ラウンド3分の12ラウンド - 日本タイトルマッチの場合
1ラウンド3分の10ラウンド
- 世界タイトルマッチの場合
使用するグローブ
-
- ミニマム級からスーパーライト級までは8オンス(約220g)
- ウェルター級からヘビー級までは12オンス(約340g)
※階級によってグローブの重さが違います。
勝敗の決定
-
- KO(ダウン後10カウント以内に立ち上がれない場合)
- TKO(レフェリーが試合続行が不可能と判断した場合)
- ギブアップ(試合を放棄した場合。記録上はTKO)
- 失格(反則を繰り返した場合、セコンドがリングインした場合)
- 負傷判定(偶然のバッティングで試合続行が不可能な場合)
- 判定(3人のジャッジによる採点)
反則行為
-
- 頭突きや肘での攻撃
- 目潰し
- 下腹部へのパンチ
- 後頭部へのパンチ
- 体の後ろ側(背中、腰など)へのパンチ
- ゴング後、ブレイク後のパンチ
- タックル、キック、投げ技など拳以外での攻撃
※このような行為を行った場合、反則で減点の対象になり、繰り返し反則行為が行われた場合はボクサーは失格になります。
試合の採点方法
ボクシングでは、どのタイトルマッチにも関わらず10ポイント・マスト・システムという採点方式を採用しています。
出典:wikipedia
10ポイント・マスト・システム
各ラウンドごとに、どちらか優勢なボクサーに10点、劣勢なボクサーに9点を与え、なるべく10対10とならないようにポイントを付けて優劣をつける採点方法。
この採点方法の基準は下記のようになっています。
1.有効なクリーンヒット
相手に有効な攻撃を行っているか。
2.積極的な攻撃や防御
対戦相手に積極的に攻撃を仕掛けているか。また、ディフェンスも行っているか。
3.主導権を支配しているか
1と2で優劣をつけることが難しい場合、どちらが試合の主導権を握っているかで優劣をつけます。
ボクシングの世界的な主要団体
現在、ボクシング団体は数多くありますが、世界的に有名な主要団体として
などがあります。
どの団体も歴史が深く、加盟している国も多いです。
基本的にルールや規則などは同じですが、団体によっては異なることがありますので、大会ごとに主宰している団体の規定を確認するようにしましょう!
監修者

オンラインカジノ「Betrnk」を世界に発信・拡大していくスペシャルチーム。
Betrnkニュースでは、Betrnkにとどまらず、世界中のオンラインカジノ・ランドカジノを取り巻くあらゆる情勢を調査・分析している。
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