この記事の概要
ブラックジャックはトランプを使って行うカジノの人気ゲームです。
実際にやってみると分かりますが、シンプルなルールだけれども奥が深く、初心者からカジノ上級者まで、多くの人に愛されています。
ブラックジャックのルールを紹介するとともに、ゲームの流れや勝つためのコツについても触れていきます。
ぜひチェックしてみてください。
目次
ブラックジャックのルール
ブラックジャックのルールは、非常にシンプルです。
トランプを使って「役」を作っていくのですが、プレイヤーは合計が「21」になるように調整してカードを作っていきます。
最初にディーラーからカードが2枚配られ、合計数を見てカードの追加をするかしないかを選択します。
カードの合計値が21を超えてしまうと、そのプレイヤーの負けとなります。
また、他のプレイヤーより21から遠いとそれも負けになります。
つまり、プレイヤーの中で一番「21」に近いカードを揃えた人が勝ちとなるシンプルなゲームです。
ブラックジャックで使用するもの
ブラックジャックで使用する道具は、主にトランプカードのみです。
ポーカーサイズで作られたカードを使用し、ゲーム自体はこれだけで進行します。
あとは、カジノ側がカードを収納するケースや賭けるためのチップを用意します。
また、カードがバランスよく混ざるように、シャッフルマシンを使うカジノもあります。
ゲーム終了時や目隠しの際に使われる「カットカード」というものもあります。
基本ルール①【数のかぞえ方】
ブラックジャックで勝つために大切なのは、手持ちのカードの合計を21に近づけること。数字の数え方は複数あるので、こちらもしっかりと把握しておきましょう。
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2〜9の数字のカードの場合、表示されているそのままの数字でカウントされます。
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10と絵札(J、Q、K)の場合はすべて「10」として数えます。
そして、もっとも使い勝手が良いラッキーなカードが「A(エース)」です。
Aは1として使うこともできますし、11として使うこともできます。
2通りの数え方がありますが、手持ちのカードと合わせた時に有利になる方でカウントできるのです。
例えば、手持ちカードの合計値が20の時には1として使用することでブラックジャックできます。
反対に手持ちカードの合計が10の場合には、11として使用することで勝利に繋げられるのです。
基本ルール②【特別な役】
ブラックジャックは、手持ちカードの合計が21になれば勝ちというシンプルなルールです。
21にするための役としてはいくつかありますが、ここに例を紹介していきます。
純正ブラックジャック | スリーカード | 678 | エーストゥシックス | シックストゥエイト | アンダーシックス | シックスカード | アンダーセブン | セブンカード | イレブンカード | クイーンジャック |
スペードのAとスペードのJ | 7のカードが3枚 | 6、7、8のカード | Aから6までの連番 | 6からAまでの連番 | 6枚のカードで21未満の役 | 6枚のカードで21になる | 7枚のカードで21未満の役 | 7枚のカードで21になる | 11枚のカードで21になる | ダイヤのAとダイヤのQ |
21にするという基本的なルールは一緒ですが、何枚で21になるのか、またどんな組み合わせで21になるのかという点で、役が分かれています。
ブラックジャックのゲームの流れ
ブラックジャックのプレイの流れとしては、以下のようになっています。
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ディーラーとプレイヤーにそれぞれ2枚ずつカードが配られる
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21に近づくように、それぞれがカードの追加の有無を決める
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カードの合計値が21を超えた時点で、超えたプレイヤーの負け
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プレイヤーは21を超えなければ、何度でもカードの追加が可能
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ディーラー側は、17を超えるまではカードの追加ができる
ブラックジャックは21を越えなければゲームは続きます。
プレイヤー側は21を超えなければ何度でもカードを引けますし、ディーラー側も17を超えるまではカードの追加が可能です。
どこで止めるのかというのが戦略の一つになってくるわけですが、これがブラックジャックの醍醐味です。
相手の手持ちカードを予想しながら、リスクを背負ってでも21ギリギリを目指すのか、それとも少し手前の数字で止めておくのか。
(17,18のまま勝つパターンも多いです。)
相手の手持ちのカードは、雰囲気や言動、表情などで読み取ることも可能です。
とはいえ、そこまで読み取ったり、心理戦に持ち込むのは相当の経験値が必要ですが、これもブラックジャックの大きな楽しみ方の一つといえます。
最初のカードは両者ともに2枚配られますが、カードの最大の数字から考えると、最初から21を越えるということはありません。
ただ、手元にAが来れば自分でカードの合計値を調整できるので、ゲームが有利に進むでしょう。
カードを引く「運」もまた、ブラックジャックを楽しむための要素の一つです。
ブラックジャックの賭け方
ブラックジャックには、覚えておきたい賭け方があります。
賭け方のパターンを知っておけば、ゲームを有利に進めることも可能です。
以下にブラックジャックの賭け方のパターンを紹介していくので、チェックしてみてください。
【ヒット】と【スタンド】
ブラックジャックでは、「ヒット」「スタンド」と呼ばれるアクションがあります。
ヒットというのは、手持ちのカードに1枚追加すること。
対してスタンドは、カードはもういらない、という場合に出すサインです。
ヒットをする場合にはそのまま口にするか、テーブルを軽くコンコンと叩くのが合図となります。
スタンドの場合は、「Stand Stay」や「No more」と口にするか、手のひらを下にしてテーブル上で左右に振るのが合図となります。
ダブルダウン
ダブルダウンは、最初に配られたカードに1枚追加することを条件として、配当金を2枚に上げられるシステムのことです。
最初に出たカードの合計数が多い場合には、オーバーしてしまうリスクも高まりますが、それでも勝利した際には配当が大きくなるので、利用する人もたくさんいます。
ダブルダウンを行う際には、最初にかけているチップに追加しなければならないので、手持ちの資産と良く相談をした上で決めましょう。
スプリット
スプリットは、最初に配られた2枚のカードが同数だった場合に使用できます。
それぞれのカードを独立した別の手持ちカードとしてゲームを行なえるのです。
例えば2と2が出た場合、「2・2」を「2」と「2」に分割して勝負可能です。
スプリットを利用する場合には、最初にかけた数と同じだけのチップを上乗せする必要があります。
手持ちのカードと資産を確認した上で、リスクが少ないようであれば利用してみましょう。
インシュランス
インシュランスは、ディーラーのアップカード(表向きのカード)がAだった場合に使用できます。
Aがあるとディーラーが有利になってしまうので、プレイヤー側であらかじめ保険をかけておく、という戦い方です。
追加で賭け金の半額を上乗せすることで発動させられます。
インシュランスを使ったゲームでディーラー10、J、Q、Kのどれかを出してブラックジャックになった場合、プレイヤーは最初に賭けたのと同じ額を手にできます。
イーブンマネー
イーブンマネーは、ディーラーのアップカードがAであり、なおかつ自分の手持ちカードも21となってブラックジャックになった場合に使用できます。
インシュランスと同様に自分の最初の賭け金の半額を掛けます。
イーブンマネーが的中してディーラーもブラックジャックになった場合、イーブンマネーで掛けた額の3倍の配当を受け取れます。
ただし、もし外れた場合には、イーブンマネーで掛けた額は没収されてしまいます。
サレンダー
サレンダーとは、日本語にすると「降伏」を意味します。
最初にカードが配られた時点で、自分がこのゲームに勝てないと思ったら、サレンダーを利用しましょう。
サレンダーを宣言すると、最初にかけた金額の半分を戻してもらい、ゲームから降りられます。
負ける可能性が高いままゲームを進めて、本当に負けてしまった場合は賭け金を没収されてしまいます。
サレンダーをうまく利用することで、半額ではありますが賭け金が戻ってくるので、勝ち目がないとわかったら利用するのも一つの戦略です。
ブラックジャックの配当金
ブラックジャックはシンプルなゲームですが、その配当金はどのような割合になっているのでしょうか。
勝ち方の種類によって、配当金の割合は変わってきます。
最初に配られたカードがAと10もしくは絵札の場合、その時点でブラックジャックが確定、勝利となります。
この場合の配当金は高く、賭け金の1.5倍。
ブラックジャック以外で勝利(ディーラーよりも21に近づけた)した場合には、配当は賭け金の1倍となります。
また、引き分けの場合には賭け金が丸ごと戻ってきます。
ベーシック・ストラテジーとは?
ブラックジャックには様々な戦略がありますが、ぜひ覚えておきたいのがベーシック・ストラテジー(基本戦術)というものです。
ベーシックストラテジーは表に起こすことで、現状把握と戦略立てが効率的に行えるようになります。
縦と横に並んでいる数字は、
・タテ列が自分の手持ちカードの合計値
・ヨコ列がディーラーのアップカードの数字を表したもの
です。
つまり、自分の手持ちカードとディーラーのカードを比較して交差する場所にあるアルファフベットのアクションを取れば良い、という指標なのです。
そこで、気になるのがアルファベットです。
このアルファベットは、プレイヤーの取るべき行動を意味しています。
以下にまとめたので、チェックしてみてください。
H=ヒット
D=ダブルダウン
S=スタンド
H/SR=サレンダーorヒット
P=スピリット
サレンダーorヒットの場合には、降りられるならサレンダー、難しければヒットを選択することです。
この表があることで初心者でもアクションの選択がしやすくなります。
ただし、表の取り扱いには注意が必要です。
オンラインカジノは画面越しのプレイですから、メモを手元においても問題ありません。
しかし、本場のランドカジノ(店舗型カジノ)では、メモや携帯端末は一切手元には置けません。
まとめ
ブラックジャックというカジノゲームについて紹介してきました。
ブラックジャックは手持ちカードの合計を21にするというシンプルなルールなので、初心者でも始めやすいのがメリット。
オンラインカジノの入り口として始めるのもおすすめです。
とはいえ、どんなアクションをとったらいいのかわからないという場合もありますよね。
そんな時は今回紹介したベーシックストラテジーなども役立てながら、ブラックジャックを楽しんでください!
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監修者

オンラインカジノ「Betrnk」を世界に発信・拡大していくスペシャルチーム。
Betrnkニュースでは、Betrnkにとどまらず、世界中のオンラインカジノ・ランドカジノを取り巻くあらゆる情勢を調査・分析している。
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