ボクシングの用語解説

ボクシングの用語解説 ボクシング
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ボクシングは四角いリングの中で拳にグローブを着用し、パンチのみを攻撃としたスポーツ格闘技です。

ボクシング観戦などでよく耳にするあの用語は一体なんだろう…?
そんな疑問を持つ方に今回は、ボクシングでよく使われる用語をメインに写真を交えて解説していきます。

ベットランクHPリンク画面

ボクシング用語

攻撃

アッパー(アッパーカット)
拳の甲を相手に向けた状態で、ひざのバネと体のひねりを利用して下から上に突き上げて打つパンチ。接近戦では非常に有効なパンチとして使われていることが多いです。
顎や肝臓付近を狙ってコンパクトに打つのがポイントです。


カウンター
相手のパンチをかわすと同時に重心を前方に移し、相手に自分のパンチを打ち込む攻撃。
防御力・瞬発力・攻撃力の全ての能力が問われます。


クロス
相手の肩ごしに打ち込むフック、もしくは軌道がやや曲がって弓形になるストレートのこと。
フォロースルーを効かせやすいメリットがある反面、通常のストレートより軌道が長くなるため、相手に防御されやすいデメリットもあります。


クロスカウンター
相手のジャブが来たとき、自分の頭をこのジャブと反対の方向に沈めパンチを避けながら、同時にそのジャブに自分のパンチをかぶせるように打ち込む攻撃技。
試合では勿論、アニメにもよく登場する技で非常に高度なテクニックが必要とされています。

リング上でクロスカウンターを受ける選手出典:daily.co.jp


コンビネーション
パンチを連続的に打つ攻撃方法。
主なコンビネーションとして、
左ジャブ→右ストレート→左フックなど、いくつも種類があります。
パンチを組み合わせることによって複雑な攻撃になり、かわしきれなくなることが多いです。


コークスクシュー
内側に回転させながら打つパンチです。相手にパンチする際に捻るようにするとよりダメージを与えることができます。


ジャブ
相手に接近し、素早く打つパンチでコンビネーションの基点ともなる。
試合開始直後に相手との間合いを測ったり、フェイントにも用いられなど基本的なパンチです。


スイング
フックを背中から腕を回すように大振りにかぶせて打つパンチ。
破壊力は大きい反面、非常に当たりにくく、相手に防御され反撃されやすいです。


ストレート
ジャブとは反対の腕で腰と肩の捻りを利かせて、最短距離でまっすぐ打ち抜くパンチ。
メリットとしては非常に強い破壊力があるが、ジャブと比べ相手までの距離が遠いため攻撃をかわされてしまう可能性があります。


スマッシュ
フックとボディブローの中間から打つパンチ。
アゴから脇腹まで幅広く狙うことが出来る。
テニスのラケットを振る形と似ていることからスマッシュと呼ばれています。


フォロースルー
ボクシングのパンチを強くする要素の1つ
でインパクト(パンチが目標物に到達した瞬間)パンチ力を弱めずに力を与え続け、目標物の先までパンチを打ち抜くこと。
パンチを打ち抜くことで相手の頭部やボディに強烈なパンチを与えることができます。


フック
肘をフックの状態に曲げたまま弧を描くようにして横から打つパンチ。
ジャブやストレートの直線的なパンチに対し、フックの場合、横から入るので相手に見えにくいというメリットがあります。
その為、死角から入れたフックは命中することが多いです。
腕を深く曲げたショートフックもあり、接近戦ではかなり有効な攻撃技です。


ボディーブロー(ボディー)
腹部、特に内臓の急所を狙って打つパンチ。

決定打にはなりにくいですが、連続的に打つことで相手のスタミナを格段に奪うことができます。

リング上でボディーをする選手出典:number.bunshun.jp


ボロ・パンチ
腕を斜め後ろから大きく振りかぶって、下から上に突き上げるように打ち込むこと。


ラッシュ
相手のふところ
に飛び込み、連続してパンチを打ち込むこと。


ワン・ツー
最も基本的なコンビネーション
のこと。
左ジャブ→右ストレートを連続で打ち込むこと
※左利きの場合は逆になります。

 

防御

ウィービング
上半身を左右に揺さぶることによって相手のパンチをかわす防御テクニック。
相手のジャブを避けながら間合いをつめる時にも使われています。


クリンチ
選手同士の身体が密着して攻防が中断されている状態のこと。
また、片方の選手が故意に身体を密着させて相手の攻撃を封じる時にも使われるが、相手の身体あるいは身体の一部を抱え込んでしまうと、ホールディングという反則になります。

リング上でクリンチ状態の選手

出典:vrfitnessinsider.com


サイドステップ
相手の周りを取り囲むように移動し、相手の攻撃をかわすこと。
優位性の他に攻撃しやすい距離やリズムを掴むことができます。


スウェーイング(スウェーバック/スウェー)
上半身を後ろに反らしながら顔面へのパンチをかわす防御テクニック。
これを使いこなすとパンチをかわせるだけでなく、相手に無駄なエネルギーを消耗させ、後に有利になることもあります。


ステップイン
攻撃に移る際に相手との距離を縮める際に使用するステップ方法。
パンチの予備動作やフェイントなどにあらゆる場面で使われています。


ステップバック
ステップインの逆で、相手との距離をとる際に使用するステップ方法。
相手の攻撃をかわす際にも使われています。


ステップワーク(フットワーク)
相手との距離感をステップなどで保つ
ボクシングの基本テクニックを指します。


ストッピング
相手がパンチを打つ瞬間に自分のグローブを開いて止める防御テクニック。
オープンブローに似ていますが、こちらは反則ではなく立派な防御方法の1つとなっています。


スリッピング
頭を小刻みに左右に振り、相手の直線的なパンチを横にかわす防御テクニック。


ダッキング
顔面へのパンチが繰り出された瞬間に相手のひざを曲げ、同時に自分の頭を下げてかわす高度な防御テクニック。
動作があひる(ダック)の歩き方に似ているところからダッキングと呼ばれています。


パーリング
相手の攻撃を腕やグラブで払うことを指します。


ピーカーブースタイル
両腕をこめかみまで高く構えて腕を動かした動作のことを指します。ピーカーブーとは日本語で「いないいないばぁ」という意味です。その名の通り顔面を隠して、閉じたり開いたり顔を出すためいないいないばぁの形になるわけです。


ヒットアンドウェー
パンチを打ったらすぐ後退、またパンチを打って後退。この繰り返しで相手からンチをもらわずに的確に自分のパンチをヒットさせる戦術。距離感が非常に重要となるテクニックです。


フェイント
パンチを出すと見せかけて出さなかったり、前に移動すると見せかけて相手を呼び込むなど、試合中に使われる駆け引きのこと。試合開始直後に行う選手が多いです。


ブロッキング
相手のパンチを腕やグラブに当てて止めることを指します。


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試合

インターバル
ラウンドとラウンドの間の1分間の休憩時間。
この間にセコンドは選手に水分補給や休憩を取り、怪我の治療を行う。


エイトカウントシステム
プロの試合ではボクサーがダウンし、すぐに立ち上がったとしてもレフェリーは8まではカウントするカウント方法。
日本の場合、8で立ち上がれないとそのまま10までカウントされ、KO負けとなります。


カットマン
セコンドスタッフでインターバル時にボクサーが負った傷の止血を行う人のことを指します。
血を止めないと流血によるTKO負けとなることもあるのでカットマンの技術は非常に重要です。


グロッキー
ダメージでふらついていること。または、スタミナが切れて疲労がピークに達すること。


計量
試合前日に体重が規定以下か検査することを指します。
1回目の計量で規定体重以下に達しない場合は2時間の猶予が与えられ、再度計量します。

計量を行う選手

出典:abundant.jp


ゴング
各ラウンドや試合の開始・終了を知らせるときに鳴る鐘のこと。


採点
各ラウンドにおいてジャッジは両者に10点満点の採点を行い、その合計で判定を決めることを指します。


スタミナ
長時間動き回ったり、パンチを打ち続けても疲れない持久力のこと。
ボクサーにとっては必要不可欠で勝敗に大きく左右します。


セコンド
自陣コーナーに付き添っている3人以内のスタッフ
のことを指します。
セコンドは、リング上にタオルを投げ込むことにより、試合棄権の合図をレフェリーに送ることができます。


タイムキーパー
1ラウンド3分間の試合時間を管理するスタッフ。時間を計るほかにボクサーがダウンした際にはレフェリーにカウントをするように指示します。


ダウン
相手の攻撃を受け、足以外の身体部分がマットに接することを指します。
相手にプッシュされた時やすべって転んだ時などはダウンとならずにスリップとなります。

リング上でダウンする選手

出典:boxmob.jp


TKO(テクニカルKO)
ダウンはしていないが片方が一方的に攻撃を受けレフェリーが試合続行不可能と判断した場合。
または、相手選手の怪我による試合継続の中止(ドクターストップ)や相手の戦意喪失セコンドがタオルを投入し負けを認めたときなどに下される判定を指します。


ニュートラルコーナー
赤コーナー、青コーナー以外の2つのコーナーのこと。
相手ボクサーがダウンしてカウントされている間や医師の診察を受けている間、もう一方のボクサーはここで待ちます。


KO(ノックアウト)
ダウンしてレフェリーが続行不可能と判断したとき、もしくはレフェリーが10カウントする間に続行の意思(ファイティングポーズ)を示すことが出来なかった場合に下される判定のことを指します。


判定
最終ラウンドまでKO、TKOによる勝者が決定しない場合、3人のジャッジの採点によって勝敗を決定することを指します。


判定勝ち
3人のジャッジの内、2人が一方を優勢であるとした場合に下される判定のことを指します。

勝利した選手

出典:watanabegym.com


引き分け(ドロー)
ジャッジの3人が試合の判定がつけられなかった場合引き分けとなります。
タイトルマッチでの引き分けの場合は、チャンピオンが引続き王座につきます。


ブレーク
選手同士が絡み合った時にレフェリーが間に入って両者を分けることを指します。


ボックス
試合中に、膠着こうちゃく
状態にある両選手に打ち合いを促す合図のこと
を指します。


マッチメーカー
プロの試合で対戦カードをまとめる人のことを指し、興行主から依頼を受け、条件に合ったボクサーと交渉し、契約までを取り仕切ります。


メインイベント
ボクシング興行は1日に数試合を組み合わせて行われ、その日の最後に行われる試合をメインイベントと呼びます。


ラウンド
試合における1つの区切りのことを指し、時間は3分間となっています。


レフェリーストップ
選手の負傷や反則などの理由によりレフェリーの権限で試合を中断、中止させることを指します。

リング上でレフェリーストップの判定が出た選手

出典:boutreview.com

 

反則

オープンブロー
グラブの手のひら側で相手を殴ること。
グラブをしっかり握っていないことが原因で起こる反則で捻挫などの怪我にも繋がります。


キドニーブロー
背中(特に腎臓)を故意に打撃することを指します。


サミング
グローブの親指部分を使って、相手の選手の目を突くことを指します。


チョップブロー
空手のチョップのようにグローブ側面などで上から下に振り下ろす打撃のことを指します。


バックハンドブロー
手の甲で相手を打撃することを指します。


バッティング
頭、エルボー、ショルダーなどで攻撃を加えることを指します。


ピポットブロー
体を回転させ、その反動で相手に攻撃することを指します。


ホールディング(ホールド)
相手の身体を腕やグローブで身体や身体の一部を抱え込む、あるいは押さえつけることを指します。


ラビットパンチ
後頭部を攻撃することを指します。


ローブロー
ベルトライン(トランクスのベルト線のこと)より下への攻撃をすることを指します。

 

その他

アウトボクサー
相手から離れた位置から試合を行う選手のこと。戦型のひとつで単にボクサーとも呼びます。


インファイター
近距離での試合を行う選手のこと。戦型のひとつで単にファイターとも呼びます。


オーソドックス
左足を前に構える選手。通常は右利きの人のことを指します。


サウスポー
右足を前に構える左利きの選手。
サウスポー選手は数が少ないので普段から慣れていない分、右利きの選手にはやりにくい相手です。
逆にサウスポーは日頃から右利きの選手と練習をする機会が多いのでとても有利です。

有名選手でいうと、フィリピンのマニー・パッキャオ選手がそうです。

ニー・パッキャオ選手

出典:bbm-japan.com


ファイティング・ポーズ
ボクシングの基本スタイルのことを指します。
構えた時点で威力のあるパンチが打てるかどうか決まるなどとても重要なポージングです。

ファイティングポーズをする選手二人

出典:jiji.com


休養王座(きゅうようおおざ)
何らかの理由で長期に渡り試合が出来ない世界チャンピオンのことを言います。WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)の一定期間試合を行えないチャンピオンが休養王座に認定されます。


暫定王座(ざんていおおざ)
某団体の階級王座が、何らかの理由で試合を行うことが出来ない場合に行われる試合に勝利した王座のことを言います。


スーパー王座
世界王座より上位のボクシング王座のことを言います。ボクシング世界王座認定団体のメジャー団体WBC(世界ボクシング評議会)・IBF(国際ボクシング連盟)・WBO(世界ボクシング機構)が認定する王座です。


ユース王座
プロボクシングにおいて、ある一定の年齢に達していない選手が勝利した王座のことを言います。


 

いかがでしたか?

ボクシングの用語やルールを知っておくと試合観戦がもっと熱く盛り上がり面白くなりますよ!
生で観戦したくなるかも!?

ぜひ参考にしてください♪

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