今回はプロ野球オールスターゲームについて解説していきたいと思います!
オールスターゲームとは?
オールスターゲームは、日本野球機構(NPB)が主催のセントラル・リーグとパシフィック・リーグの各選抜チームによる毎年7月に開催される対抗試合のことです。
監督推薦やプロ野球ファンによる投票などで選抜された選手が出場します。
現在の正式な大会名は『マイナビオールスターゲーム』です。
オールスターと呼ばれることが多いですね。
時期が7月なので、シーズン前半が終わりオールスターを挟む感じシーズンが進みます。
選手はどうやって選ばれる?
オールスターでは、原則両チーム28名ずつ(計56名)がメンバーとして登録されます。
※例によって選手数が増減する場合もあり
なお、監督は前年度にリーグ優勝したチームの監督、コーチは前年度に2位・3位であったチームの監督が務めます。
◎ファン投票
ファン投票では、
・外野手のみ上位3名
・投手は『先発』『中継ぎ』『抑え』でそれぞれの1位が選出されます。
・その他ポジショは1位の選手
が選出されます。
◎選手間投票
2008年より選手間投票が導入され、
ファン投票と同様に各ポジション1位と外野手上位3名が選出されます。
◎監督推薦
監督推薦は翌日発表です。
監督選抜選手は28名の出場選手枠からファン投票・選手間投票で選出された選手数を差し引いた数を出場監督が選出します。
なお、監督選抜についてはポジションの固定はありません。
選抜の際には以下のような規定があります。
- 1~3の選抜方法により各球団から必ず1名以上選出。
- 出場選手は本年5月31日までに支配下選手として登録された者とする。(オールスターゲーム当日出場停止処分中の者を除く)
- 外国人選手の人員
1チーム4名以内(投手もしくは野手としてそれぞれ3名以内)とする。ファン投票で選抜された場合はこの制限はない。ただし、いずれの場合も、ラインアップに同時に入れることができる人数は投手1名、野手3名以内とする。”
出典:NPB
◎かつてはファン投票での問題も・・・
インターネットでのファン投票が行われるようになったことで発生した問題もあったのです。
故障選手への大量投票や普段と違うポジションでの選手投票が行われるといった事例がありました。
例を挙げると、リック・ショート選手という基本的にレフト、サードを中心に守っていた選手なのに、ほとんど守ったことのないショートでの票が多く入っていたこともありました・・・
面白半分でファンの夢を壊すのはやめてほしいですよね。
これらの問題の改善策として、ノミネート制度の廃止やポジション別での選出の見直しなどが議論されています。
選手起用の規定
オールスターでは、選手起用についての規定がちょっと変わっています。
なので、一部ご紹介します。
・ファン投票により選出された選手は、投手を除き2試合とも9回終了までに必ず出場させなければならない。
また、ファン投票で選出された投手およびファン投票以外で選出された選手は、2試合を通し必ず出場させなければならない。
・ファン投票により出場する選手が、投手・野手両方でオールスターファン投票選出規定を満たしている場合については、ファン投票選出規定に準じ選出されたポジションで出場する。
ファンによって選ばれた選手は必ず出場させてねってことですね。
ファンのためのオールスターでもありますから、この規定も当然といえば当然のことなのでしょうね。
オールスターゲームの試合ルール
一部抜粋でご紹介します。
- 予告先発で、第1戦は試合前日に発表される。第2戦、第3戦は各直前試合の終了後に発表される。
- すべての試合で指名打者制。
- 9イニングで終了、延長戦は無し。引き分け再試合も無し。
- 雨天により続行不可能となった場合は公式戦同様コールドゲームは5回裏終了時点で成立とみなす。
- 投手は3イニングを超えて登板することはできない。ただし1死または2死後に登板した場合は、以後の完全な3イニングを投球することができる
投手に関しては3回以上投げることができません。
『先発』『中継ぎ』『抑え』と別れて選出されていますから、これも納得ですが。
2019年の成績
2019年のオールスターは全2試合で各リーグ一勝一敗の結果で終わりました。
MVPは、第一戦では西武の森友哉選手が2年連続で受賞と西武では清原和博さん以来32年ぶりの快挙を成し遂げました。
第二戦では、阪神の近本光司選手が受賞。1試合5安打とオールスタータイ記録をたたき出した上に、新人の先頭打者ホームランは史上初。阪神の野手でのMVPは2013年第2戦の新井貴浩さん以来6年ぶり12人目と目覚ましい活躍ぶりでした。
2020年プロ野球は、コロナウイルスによってシーズン開幕が遅れるなど多大な影響を受けています。
もし、オールスターの時期に落ち着いているようであれば、落ち込んでいる日本をスター選手たちに盛り上げてほしいですね!
今年はどんな試合になるのか、まずはどの選手が選抜されるのか楽しみです。
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