アメリカでは“不動の人気スポーツ”として称され、体力はもちろん、頭脳勝負としても知られている
アメリカンフットボール、略して「アメフト。」
今回はアメフトのルールついてご説明します。
この記事を読めばより一層楽しめること間違い無しです!
アメリカンフットボールの用語や賭け方についてはこちら


アメリカンフットボールとは?
まずはじめにアメリカンフットボールについて簡単にご説明します。
アメリカンフットボール(以下、「アメフト」と称す。)とは、名前の通り、アメリカで盛んに行われているフットボールで、アメリカやカナダで「フットボール」と言うときは、アメリカンフットボールのことを指すことが一般的としています。
アメフトは、楕円形のボールを使い、敵陣地にボールを蹴り込んで得点を入れる競技となります。
激しいタックルなどにより相手の得点を止めるなど、ラグビーと少し似ている要素を持ち、頭部にはヘルメット、上半身は鎧
のような装備をしています。
また、国内でも学生や社会人のチャンピオンシップ戦である甲子園ボウルやジャパンXボウル、日本1のチームを決定するライスボウルといったボウルゲームでは地上波やBSで中継が関西地区で多く、秋期の関西地区の主要ゲームには万単位の観客が集まるなど、日本でも人気のスポーツとして親しまれています。
ルールについて
アメフトについて少し触れたところでここから本題のルールについて、写真などを使って解説していきます。
プレイの行われるフィールドは、長さ91.4メートル、幅48.8メートル。これに加えて長さ9.14mのエンドゾーンが両サイドに設けられています。
試合時間
1Quarter(クォーター:Q)15分×4Q=60分
前半 = 第1Q + 第2Q
ハーフタイム 12分
後半 = 第3Q + 第4Q
※日本では通常1Q=12分
※選手の負傷などがあった場合は時計が止まるので実際の試合は2、3時間かかることもあります。
第1Q終了時と第3Q終了時に両チームの陣地が入れ替わり、プレイは第1Q、第3Qが終了した地点からそのまま継続して行われます。
第2Q終了(=前半終了)後にプレイはリセットされ第3Q開始(=後半開始)は、試合開始とは逆のチームのキックオフにより再開されます。
アメフトの大会では、ハーフタイムになんとビヨンセら豪華アーティストが演出し、歌やダンスを披露し、会場の雰囲気の華やかにすると共に観客のボルテージをMaxにします。
プレイヤー
似ている競技とされているラグビーは15人に対し、アメフトは
・バックス ボールの有資格を持って、ランやパスでボールを運ぶ役割6名
計11人で構成されています。
1ダウンにつき1チーム11人で選手の交替は自由に行うことができ、1度ベンチに下がった選手も、何度でも試合に戻ることが許され状況によって出場させる選手を使い分けることが可能となっています。
試合の流れ
4回の攻撃権で10ヤード(9.14m)進むDOWN(ダウン)制がアメフトの最も基本的なルールとなっています。
審判がトスするコインが表か裏か当てたチームが、陣地をとりキックオフ(ディフェンス:守備)をとるか、キックオフのレシーブをとるか(オフェンス:攻撃)どちらかを選びます。
今回はオフェンス側の試合の流れを例にしてみます。
相手のチームが自陣の30ヤード地点からオフェンス側向かってボールを蹴って試合開始です。
レシーブした選手(リターナー)がタックルされた地点から、オフェンス側が最初の攻撃を始めます。
ここで、攻撃の流れを簡単に表にしてみました。
まとめると、オフェンスには4回の攻撃権が与えられ、その4回のうちに10ヤード以上進むと、新たに4回の攻撃権が与えられます。
オフェンスはそれを繰り返しながら相手の陣地に入り、得点を狙います。
逆に、4回のうちにボールを10ヤード以上進めなければ、その時点で相手チームに攻撃権が移ってしまい、簡単に言うと野球でいう3アウトが、アメフトでは4アウトになると言うことです。
得点
得点の種類は
・TD(タッチダウン:6点)タッチダウン後のボーナスとして
・ポイントアフタータッチダウン(キック:2点/プレイ:1点)
この4種類の方法で時間内に多くの得点を獲得し、勝敗を決めます。
ポイントアフタータッチダウンに関しては、プレイよりもキックの方が成功率が高いため、キックを選択する選手が多いです。
反則
そしてペナルティをされたチームは、そのペナルティによる相手チームの罰退を受け入れるかどうかの選択ができます。
アメリカンフットボールにおいて、反則を犯したチームに課せられる陣地の後退のこと。
反則の内容に応じて、5ヤード、10ヤード、15ヤードの3種類があります。
簡単ではありましたが、アメフトとはどういうものなのか、ルールなどをお伝えしました。