「全米オープン」はテニスを知らなくても一度は耳にしたことがあるでしょう。
今回は、「全米オープンテニス」についての概要や2020年の日程、Betrnkでのベット情報についてお伝えします!
概要
出典:wikipedia
テニスには4大大会、通称「グランドスラム」と呼ばれる最大級の大会があります。
全米オープンはそのうちの1つです。
大坂なおみ選手が2018年に全米オープンを制したのは記憶に新しいですよね。
全米オープンは、「全豪オープン」「全仏オープン」「全英オープン」「全米オープン」の順で年間を通して行われるグランドスラムの最後に行われます。
開催時期は毎年8月後半から9月前半にかけてアメリカのニューヨーク郊外『フラッシングメドウズ』にて開催されます。
歴史
全米オープンの起源
全米オープンは元々1881年開催のアマチュア大会である「全米選手権」からはじまりました。
当時は男子シングルスと男子ダブルスのみ開催でした。
その後の1887年、フィラデルフィア・クリケット・クラブで「全米女子選手権」が行われますが、この時は女子ダブルスはありません。
2年後の1889年には女子ダブルス部門、1892年に混合ダブルス部門が追加と徐々に拡大していきます。
当時は部門ごとに別会場での開催でしたが、1942年に全部門ニューヨークのフォレストヒルズでの開催に。
しかし、1947年以降は再び部門ごとに別会場へと変更します。
全米オープンテニスとしてスタート
1968年、全米選手権がプロ選手に解放され、「全米オープンテニス」と生まれ変わりました。
そして再び、5部門の会場がフォレストヒルズのウェストサイドテニスクラブにまとめられます。
しかし、観客の急増に伴って会場規模を大きくしなければいけなくなり、1977年同じニューヨークのフラッシングメドウにUSTAナショナルテニスセンターを建設し、今に至るまでフラシッグメドウでの開催となりました。
世界最大の大会の特徴
最大規模のセンターコート・観客動員数
フラッシング・メドウズのセンターコートは、『 アーサー・アッシュ・スタジアム 』と呼ばれており、観客動員数は2万5千人以上で世界最大です。
テニスコートのサイズから考えると信じられない規模ですよね!
端からみたらほぼ何も見えないのでは?と思ったり思わなかったり・・・
高額な賞金
2019年の賞金総額はなんと約5,700万ドル(約61億円)とテニス史上過去最高額でした。
賞金は年度によって異なりますが、徐々に増加しています。
2019年のシングルス優勝者賞金は、男女ともに385万ドル、ダブルスペアの優勝賞金は、74万ドルです。
385万ドルという4億円以上ですから、夢がありますよね!
また、1回戦負けの選手に対しても、約600万円が支給されます。
出場権を獲得することだけでも、どれだけ難しいかがよくわかるかと思います。
2020年全米オープン日程情報
2020年全米オープンは8月31日から無観客で実施されます。
会場はニューヨークのナショナルテニスセンターです。
例年、全米オープンの2週間に開催されているマスターズ大会、ウエスタン&サザンオープンは全米の1週間前への日程変更、会場を全米オープンと同会場にすることが決定しています。
同一会場で行うのは選手の移動する負担を軽減する目的ですね!
2020年は強豪選手の欠場も
今大会ではフェデラー、ナダルのトップ2選手が欠場に加え、当初出場予定であった錦織圭選手も新型コロナウイルス感染によって欠場を発表しました。
女子でも、ランキングトップのアシュリー・バーティ、前年優勝者のビアンカ・アンドレスクが欠場します。
有力視されていた選手の欠場は残念ですが、若手選手や今まで注目をされていなかった選手が優勝することも十分にあり得る状況となりました。
今年の全米の行方はどうなるのでしょうか?楽しみです!